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【簡単説明】ミセス炎上理由5つ!コロンブスの差別的なMVに世界進出は時期尚早か…

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6月12日に公開された「Mrs. GREEN APPLE」による新曲『コロンブス』のミュージックビデオ。

公開されると同時に、「内容が差別的だ」として、ネット上で大きな批判されています。

では、どういった部分が差別的であり、問題であったのかを詳しく解説していきたいと思います。

ミセス炎上理由

まずは、問題になったMVをご覧ください。

問題となっている描写がこの辺りになります。

そもそも、なんのこっちゃ…?という方のために解説を加えると。

コロンブスとは‥

クリストファー・コロンブス

大航海時代の探検家・航海者。アメリカ大陸を発見した人物として有名。

・・・である一方、


引用:X

近年、コロンブスが新大陸に上陸したその日に先住民を捕まえ、奴隷にすることを命じ、コロンブスが「売れるだけの奴隷を送ろう!」と自ら目標を設定し、新世界の奴隷貿易の生みの親となったことが問題視されている。

湯呑さん
湯呑さん
コロンブスって英雄だと思っていました…

歴史の認識が変わるというのは、珍しくないことですよね。

鎌倉幕府の成立年が1192年から1185年に変わっているのも同じです。研究が進めば、新しい事実が出てきたり、過去の認識としがった側面も出てきます。

という前提を踏まえ、今回、ミセスのMVでどこが問題だったのかを見ていきましょう。

ミセス炎上理由①コロンブスたちが類人猿に人力車を引かせる描写

まず、今回一番まずかったと言われているのが、『コロンブスたちが類人猿に人力車を引かせる描写』だと言われています。


猿人類(=先住民)・コロンブス(=侵略者)となぞらえると、捉え方によっては、まさに奴隷制度も象徴ともいえるような描写だということがわかります。

これに関しては、そういう意図はなかった

という問題でなく、そう捉えられる可能性もある、そう捉える人もいる、という点が問題だと考えます。

ミセス炎上理由②猿に文明教える

更に、コロンブス(=侵略者)達が、猿(=先住民をイメージ)に文明を教える描写も数多く描かれており、それも侵略の象徴である言われています。

ミセス炎上理由➂コロンブスが植民地支配の象徴

そもそもの問題ですが、前述した通り、現在コロンブスという人物は、『奴隷制度の生みの親』とまで言われるようになっています。

こういった人物にを題材にして、曲を作ること自体が倫理観を問われるものになります。(作詞・作曲ともにボーカルの大森)

特に、Youtubeを通して配信すれば、この映像は全世界中に届きますし、世界中の様々な価値観を持った人の目に映ります。

そうなったときに、そもそも配慮が足りなかったのでは?ということが言われています。

ミセス炎上理由②MVに映る歴史的建造物

MVでは、大森元貴さんがコロンブス、若井滉斗さんがナポレオン、藤澤涼架さんがベートーヴェンになりきり、“もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?”という想像の物語がストーリーになっています。


MVの中には、ピラミッド(歴史的な建造物)なども一緒に描写されています。

こうした背景が使われていることで、差別的な問題を容認した、黙認したということになるため、各方面からもNGが出る可能性があります。

ミセス炎上理由➄Coke STUDIOキャンペーンソングになっている

最後に、この曲が、コカ・コーラCoke STUDIOキャンペーンソングになっているという点です。

コカ・コーラといえば、アメリカの企業。

まさにコロンブスが侵略したとされる土地ですよね。

例えばですが、欅坂46が、2016年のライブイベント『PERFECT HALLOWEEN 2016』で着用した「ハロウィン衣装」は、ナチスの制服に酷似しているとして国際的な問題になりました。

日本だと、『へぇ~』で流されることも、

それほど、ドイツでは笑い事では済まされない問題なんです。

日本という話でいうと、BTSのメンバーが原爆のTシャツを着用して大批判の的になりました。

韓国国内ではさほど大きなニュースにはならなかったようですが、世界的にも知名度のあるアイドルグループのメンバーということで、日本中から批判の声が上がりました。

同じように今回の件も、コロンブスの侵略地であるアメリカの企業がスポンサーについていることから、国際問題に発展しかねないセンシティブなものになります。

ただ、コカ・コーラも絡んでいるとしたら、MVにOKサインが出たこと自体謎ではありますね。

ミセス炎上に様々な声…ファンもさすがに擁護できない

ミセスの炎上に、MVのコメント欄やX上ではさすがに擁護できないという声が相次ぎました。

現地の猿といっしょにパーティを楽しむならギリギリ無知によるもので擁護できたけど、 文化教育施したり人力車引かせたり猿の演劇を鑑賞したり、終始「下等生物」として描いてるのがほんまおもろい
たくさんの人が制作に携わっただろうけどその誰も止めずこれが世の中に出てしまったのが一番やばい。
歌詞がどうだとしてもこの描写はNGだよ。「リトルボーイ」ってタイトルで焼け野原になった広島にアメリカの軍人がやってきて、ケロイドになった人々に荷車を引かせたり「教育」したりする描写あっても「でもこれは歌詞が…」って言える?
今までミセスの曲にたくさん救われてきたから、この一件でミセスの努力も何もかもなくなってほしくないです、、、どうかこれからもミセスの音楽が愛され続ける世の中であってほしい.

正しい対応を願っています。

まとめ

ミセスの曲って、本当に爽やかでいい曲が多いですよね。

特に、昨年レコード大賞の最優秀賞をとって、ノリにのっているとき。

こういったレイシスト(人種差別主義者)と捉えられかねない作品は、今後の足かせにもなりそうですし、ずっと残ってしまう点が懸念されますよね。

早い段階で対応されることを願うばかりです。

 

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