今回は、JO1韓国人みたいな喋りと歌い方に違和感?嫌いや苦手な理由を探ってみた!ということで、最近何かと注目を集めているJO1に関してまとめていきます。
JO1といえば、デビューから3年で、紅白歌合戦への初出場が決まったり、京セラドームでのコンサートが予定されていたりと、今ノリにのっているグループの1つですよね。
もともと韓国の企業と日本の吉本興業との合弁事務所であるため、日本のテレビ業界に十分なコネクションがあり、最近ますますバラエティや音楽番組への露出が増えてきました。
ただ、テレビ出演で注目を集めるたびに、
『誰が韓国人なの?』
『日本人なのに喋り方まで韓国人みたい』
なんて声が度々上がるんです。
こうした違和感はいったいどういうところからきているのでしょうか。
詳細を見ていきましょう。
Contents
JO1韓国人みたいな喋りと歌い方が違和感の声
JO1は、デビュー当初から韓国人みたいな喋りと歌い方だという声が多く上がっていました。
X上でも・・・
JO1もNiziUも日本人の癖に韓国人が日本語で歌った時みたいな歌い方すんの?🙄
見た目が韓国人アイドルよりなのは分かるけどそこまでする必要ってなに?笑— のりのりん⊿ (@0922a_s) December 20, 2020
JO1の人たちみんな日本人なのに韓国人みたいで凄いな。見た目はいいとして喋り方まで韓国人が日本語上手に喋ってるみたく聞こえちゃうのよねん。
— ☆ほしほし☆◢͟│⁴⁶ (@teppen_sy39) June 27, 2020
jo1って、韓国人いないのに、韓国人みたい。#うたコン
— ちぃちゃん (@CheeChee1224) December 7, 2021
なんでこんなに韓国人みたいな歌い方なんだろうなぁ~
いまだになぞ
見た目はどうにでもなるとして
JO1— あゆ (@showtanamore) May 5, 2021
なんて声が多く上がっているんです。
この記事にたどり着いた方がJO1のことをどれほどご存じかわかりませんが、一応補足しておきますと、JO1=11名全員日本人メンバーで成り立っています。
ではどうして、JO1は、韓国人みたいな喋りや歌い方なのでしょうか?
なぜJO1は韓国人みたいな喋り?
そもそも、韓国人みたいな喋りって?どのようなものでしょうか?
韓国人が日本語を話すときの特徴
- カタコト
- アクセントが強め
- 長音(ー)がなくなりがち Ex.「おとうさん」の「とう」
- 「つ」⇒「ちゅ」、「ざ」⇒「じゃ」
そもそも、韓国語にザ行(ざじずぜぞ)がないため、韓国人が日本語を話すと、『ありがとうごじゃいます』となんとも可愛らしい感じなってしまいます。
日本語ネイティブはさすがに、無意識に使っているのでこうはなりません。
では、よく日本語カタコトだと言われるメンバー河野純喜くんの日本語はどうでしょう。
日本語カタコト純喜くん再来笑笑
そんなキラキラした目で、棒立ちでゆらゆら揺れながら言ってるのがまた面白い…笑笑#JO1 #無限大 #河野純喜 pic.twitter.com/eS0coh57WR— ずんだ (@kono_jo1_0120) February 5, 2020
待ってwww 純喜なんか日本語カタコトじゃない???www
ボォクタチィ〜 ジェイオゥワンハァ
ミナサンニィ〜 アウタメニィ〜
モウレンシュウチュウデスッ空白入れるタイミングがちょっと日本語うまい韓国人の喋り方みたいで無理wwww どうしたwwww#JO1 pic.twitter.com/F0ANVH5J6v
— wnw_717 (@2519724673_7) December 25, 2019
確かに、驚くほどカタコトになっていますが、本人曰く、
話すのも上手でないし、緊張するし、関西弁だから、決まったセリフがあるとテンパって良く分からなくなるとのこと。
生まれも育ちも一般人が、4年前にいきなり芸能界に入って、そりゃまだ慣れませんよね。
緊張すると、カタコトになってしまうのはわからなくもないです。
なぜJO1は韓国人みたいな歌い方や発音?
では、次になぜJO1は、韓国人みたいな歌い方や発音なのでしょう?
ちなみに、韓国人みたいな歌い方や発音とは…?
韓国人の歌い方の特徴
- 子音をくっきり発音する
- 息を強めに吐いてリズムに乗せる
- 腹式呼吸で腹から出す
- 喉をくっと締める
逆に日本語は、言語的に大きく口を開ける必要もなく、ぼそぼそしゃべっても言葉になり、伝わります。つまりそもそもの声が喉声なんですよね。
金城碧海くんが、以前NHKの番組にて違いをお話されていました。
これすごい!わかりやすい!
しかもスカイ
歌上手くなったね😃👏✨#JO1#SONGSOFTOKYO #金城碧海 #日本と韓国の歌い方の違い#JPOPKPOP pic.twitter.com/JCMGViR1uV— SORSYT(yuka)🍮👑 (@0v0Stby) December 21, 2020
わかりやすいですよね。
空気多めで、1つ1つの音が強いです。また、歌詞が細かくリズムに乗っています。
JO1の場合、楽曲の制作もトレーナー陣も韓国人。よって、韓国人に日本語を指導されるという何とも不思議な構図が出来ています。
こうして、歌い方を韓国式に矯正されたため、JO1の歌い方は韓国っぽくなっていきました。
どちらが良いとか悪いという話でなく、特徴は違いますよね。JO1となにわ男子の歌い方を比較するとわかりやすいかもしれません。
MVを見てみると、確かに日本人としては、なにわ男子の方が耳に馴染みがある感じはしますよね。一方でJO1 の歌い方は、確かに韓国人が日本語の歌を歌っているといわれるのも理解できます。
こればかりは好みの問題かもしれませんね。
JO1が嫌いや苦手という理由
JO1が嫌いや苦手という方は、歌い方や喋り以外にも、どうやら以下のような理由がありそうなんです。
- 男性メイク
- 韓国人顔
- どっちつかずのポディション
① 男性メイク
男性がメイクすることにまだ違和感を覚える方は多いかもしれません。
引用:X
特に、化粧品メーカーとのコラボであると、女性の濃いメイクより濃かったりします。
日本では、男性メイク=ビジュアル系というイメージですし、男性アイドルが濃いメイクをするという概念がそもそもありませんもんね。
② 韓国人顔
JO1のメンバーの中には、韓国っぽいと言われる顔立ちの方もいます。※韓国人顔=悪いとかいう話ではありません。
こちらが11人を独断と偏見で全員をわけたもの。
デビューしてからはメイク済みで全員同じ雰囲気のため、オーディション時の宣材写真(薄いメイク)で分けてみました。
このように、実は5名が日本人顔で、グループとしては日本人顔の方が多いんですよね。
ただ、この韓国人っぽいと言われるお顔の4名が、なかなか濃い目の韓国人系のお顔。
韓国人顔 特徴
- 切れ長で一重か奥二重
- エラが張っている
- 薄い唇
どうしても、自分たちと違うものには目が行きがちになります。
デビュー直後から『韓国人メンバーは誰?』と言われ続けたように、どうしてもK-POPアイドルと間違われ、遠ざけられることも度々ありました。
➂ どっちつかずのポディションニング
JO1って、男性アイドル界のポディションニングがとても難しいと思います。
というのも、確かに生粋の日本人11人グループではありますが、事務所は日韓企業の合弁会社で、楽曲製作なども韓国で行っているため、韓国要素は消せない。
よって、 ジャニーズのオタクや一定層の嫌韓の方からは、『韓国人、韓国かぶれ』などと言われますし、逆にK-POPのファンの方からは、『K-POPの下位互換』と蔑まれる。
向こう5年で、JO1という存在がより一層世間に認知され、実力が認められれば、JO1というポディションが新しく生まれてくるはずですが、まだまだ辛抱がいりそうです。
韓国系というのをどういうくくりにするか問題
これは、NiziUにもいえることかもしれませんが、韓国系というくくりをどうするか問題は今後よりいっそう問題になりそうです。
- 韓国人+韓国の事務所= 韓国系 ⇒これは異論なしですよね?
- 日本人+韓国の事務所(&TEAM・NiziU)=???
- 日本人+日本と韓国の合弁事務所(JO1・INI) =???
もしかすると、韓国人+日本の事務所なんてことも今後出てくるかもしれません。
今まで、韓国系と一括りにしてきたジャニーズオタクの方々も、今後よりBE:FIRSTやJO1を目にする機会が増えていくでしょうし、あまりに多様化しつつあるため、ひとくくりに韓国系とするのも難しくなってきたように思えます。
そもそもBE:FIRSTは、韓国関係ないでしょうが、デビューした時期などから一括りにされていますね…。
男性アイドル界の新時代
日本の男性アイドル界は、もともとジャニーズかK-POPアイドルしかいませんでした。
つまり、ジャニーズでなければ、だいたい韓国のアイドルグループという印象は皆さんあるかと思います。
それがここ数年でようやく、Da-iceやBE:FIRST、M!LK、JO1やINIなど歌って踊る男性グループが出てきたり、スポットが当たるようになってきました。
どちらが上とかそういうことは全くないと思います。
ジャニーズの方だって、やはり場慣れ感はピカイチですし、バラエティ、司会、ドラマなど、オールマイティにこなされるのは凄いこと。
それこそが、われわれ日本人のイメージする男性アイドルでした。
加えて、ダンスや歌のスキルだって、韓国系に負けているとは思えません。(ただ準備する時間・練習は圧倒的に少ない気がしますが…)
BE:FIRSTやJO1、INIは、やはり歌やダンスに対しての実力と努力量が凄いです。でも、じゃあジャニーズのようにいきなりゴールデンの司会を…となると難しいものがありますし…。
なんにせよ、個人的には、切磋琢磨し、日本のグループが世界に飛び出してくれるのは非常に嬉しいこと。
もちろんそれが、K-POPが先陣を切った道を歩ませてもらうのもありだし、また別の道から進んでもいいし、新たな道を作ってもいいし。
いいところは、どんどん取り入れればいいし、そこから違いを見せていけばいいだけ。
もっと多くのグループに日の光が当たりますようにと願うばかりです。