今回は、INI紅白落選はJO1のせい!?ラポネ枠の拡大のため弟分脱却の秘策!ということで、2023年紅白歌合戦の出場者が発表されたのを受け、INIの来年に向けての秘策を考えてみました。
なかなか厳しい結果となりましたね…。
もしかしたら…?という思いが、ファン(MINI)の皆様にもあったのではないでしょうか。
落選理由を明確に教えてくれない以上、あくまで推測になってしまいますが来年に向けて、少し考えてみたいと思います。
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INI紅白落選はJO1のせい!?
ということで、INIの紅白落選が決まりましたが、ネット上では『ラポネから1組しか出れないんじゃ?』なんて声が相次ぎました。
ごめん普通に納得出来てないしINIが紅白に出れないレベルのグループだと思ってないしJAMじゃないから思うと思うんだけどJO1が出れてINIが出れない事実死ぬほど悔しかった。去年はまだしも今年はいい線まで行ったと思ったんだけどな。。。
— ここ (@takuhime_11) November 13, 2023
なんでJO1は、紅白出るのにINIは出られないの💭
可哀想すぎるよ😭😭😭
お願いだから来年こそは出させてあげて下さい🙇♀️🙏 pic.twitter.com/deVhrhjZ0v— 🐶💙 (@kyoupy4649) November 13, 2023
行き場のない気持ちですから、何かしら理由をつけたくなるのが人の性ですね。
確かに、紅白ではジャニーズ枠というのはありました。先輩グループが勇退するとその枠に後輩グループが滑り込み、過去10年以上毎年5組以上は出演してきました。
ただ、ラポネ枠というにはちょっと時期尚早ですね…。
JO1の出演は、ただ単にJO1が実力で勝ち取った枠であり、2回目の今年もその活躍が評価され、再出場になったというだけ。
INIが紅白に選ばれなかった理由
正直、今年はチャンスでした。
みなさんもそうお思いでしたでしょう。
相手の凋落を願うわけではありませんが、なんといってもジャニーズのアーティストたちが出場していた6枠があいていたからです。
つまり新規で6組出演できるという千載一遇のチャンスの年でした。
では、なぜINIは紅白に選ばれなかったのでしょうか?
表に公開されているNHK紅白歌合戦の選考基準がこちら。
では、選考基準に沿って落選理由を考えてみましょう。
① INI 今年の活躍が足りなかった?
NHKの詳しい選考基準がこちら。
- CD・DVD・Blu-rayの売り上げ
- インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査
- 有線・カラオケのリクエスト等についての調査
- ライブやコンサートの実績
INIの今年の実績(わかる範囲)がこちら。※すべてBillboardでの集計枚数になります
CD・DVD・Blu-rayの売り上げ
- 4th : DROP That(22023年5月24日)オリコン1位・初週52万枚
- 5th : TAG ME(2023年8月14日)オリコン1位・初週45.8万枚
インターネットでのダウンロード・ストリーミング
配信限定シングル
- 3rd:New Day (2023年1月30日 ) 6315DL
- 4th :My Story (2023年7月17日)6709DL
- 5th :Moment(2023年8月14日)
ミュージックビデオ再生回数
- ‘FANFARE’ Official MV 3850万回
- ‘HANA_花’ Official MV 1358万回
ライブ・コンサート
- 2023年1月 日本武道館 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE] 追加公演
- 2023年11月 INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!] ※京セラドーム追加公演決定
こうやって見てみると、デビュー時より勢いは落ちていますが、相変わらずCDの売り上げはすごいですよね。
売り上げは十分でしょうから、後は音源の成績(ストリーミング数やダウンロード数)をもっとあげていくのみです。
② INI 世論の支持が足りなかった?
これは、NHKが行う独自の世論調査の結果のため、計り知れない部分があります。
世論の支持
- 7歳以上の全国2024人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による。
※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」 - 7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果。
※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」
よって、認知度とは少し異なりますが、Googleトレンドにて、WEBとYouTubeでの検索需要を比較してみましょう。
まずは、『INI』とWEB上で検索されたかですね。
比較対象として、JO1、Snowman、BE:FIRSTを入れてみましたが、Snowmanはレべチでしたね…。
こちらは、YouTubeでの検索需要。こうなるとBE:FIRSTも上がってきますね。
確かに、ほぼ音楽番組のみの出演のBE:FIRSTは、WEBの検索より、音楽が良いと思ってYouTubeで検索する方の方が多そうです。
これで見ても、JO1とさほぼ差はないため、条件的には紅白出場も当てはまっているのではないでしょうか。
➂ 番組の企画・演出
では、最後に番組の企画・演出というもの。
これは、選考基準が明確でないため、漠然としており、抽象的ですが、例えば、
- 今年のテーマ「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」に合っているか
- 他グループとのバランス
- 幅広い世代に受け入れられるか
などなどがあるのではないでしょうか。
となると、問題はこの部分な気がしませんか?
やはりJO1との差別化が不十分だとは言えると思います。
同じ11人グループであり、同じ事務所、同じオーディション出身、同じグローバルボーイズグループ、雰囲気やスタイリングも似たり寄ったり、同じ3文字だし、韓国人みたいに見えるし、顔覚えられないし…。
だとしたら決め手には欠けますよね?
JO1でなく、INIである理由。
もしくは、JO1に加えて、INIも出演に値する理由。
そりゃファンはわかります。
私も日プ1、2ともに見てきたので、選ばれたメンバーの個性やグループとしての色は全く違うことがわかります。
しかし、私の母が区別がつくかといえば、絶対に無理でしょう。
めざましテレビに出演していた豆ちゃん(豆原一成くん)しかわかりません。
となると、やはり、問題はここと言えます。
脱 JO1の弟分 秘策はあるのか?
INIといえば、デビュー以来、JO1の弟分として紹介されることも多く、そもそもJO1を知らない人には全く情報が入ってこないし、人数も多いのでなかなか覚えにくいという点はあります。
ただ、2024年は 『脱 JO1の弟分』の必要性を痛感しております。
このままJO1の弟分であり続ければ、一生紅白には出れませんし、バラエティだって、二番煎じになってしまいます。
では、何か秘策はないのでしょうか?
①パフォーマンス力
まず前提としてパフォーマンス力は今後ますます必要になってくるでしょう。
Snowman、BE:FIRSTなど、今後のボーイズアイドルグループを背負う方々は、ダンス、歌ともにかなりレベルが上がってきています。
今後は、JO1もですが、毎回生歌必須になってくるでしょうし、被せでもちょっと…という本物が求められるような時代になってくるでしょう。
せっかくいいパフォーマンスをしても、口パクだからと揶揄されると悲しいですよね…。被せ小さくても十分戦えると思いますので、いち早く移行してほしいです。
➂テレビバラエティ
INIの冠番組やYouTubeの企画では、きちんと面白いのに、テレビのバラエティになると、急におとなしくなって、印象に残らないと思いませんか?
もっとヤバい人がいてもいいですし、芸人さんにいじられまくる人がいても良い気がします。
毎回爪痕を残すくらいハッチャけて欲しいです。
➂セルフプロデュース
JO1のと差別化を図る中で、このセルフプロデュースは大きいように思えます。
- 『How are you』 / 作詞:西、田島、理人
- 『KILLING PART』 / 振付:西、木村
- 『SPECTRA』 / 作詞:西
- 『Runaway』 / 作詞:田島
- 『DROP』 / 作詞:西
- 『Let’s Escape』 / 作詞:藤牧
- 『TAG』 / 作詞:田島
- 『My Story』 / 作詞:髙塚
- 『Moment』 / 振付:木村
- 『10 THINGS』 / 作詞:池﨑、田島
- 『YOU IN』 / 作詞:藤牧 振付:木村
参考:X
韓国のグループでも、SEVENTEENやStraykidsなど、自主制作アイドルグループはいますが、日本ですとほぼ皆無じゃないでしょうか?
完全なるセルフプロデュースはまだ時間がかかるかもしれませんが、その比重を大きくしていくことはグループとして大きな売りになりそう。
一番必要なもの
今JO1は、『グローバルアイドルグループ』として紹介されることが多いですが、INIも代名詞が必要です。
ちなみに、テレ東の音楽番組では、INIは「韓国発祥の番組で誕生」とテロップがついていました。これじゃ、韓国のグループと勘違いされてしまいそうです。
やはり、名前が浸透するまで日本人だとわかるような代名詞が欲しいところです。
INIは2024年の紅白はあるか?
こちらが、2022年と2023年の出演者になります。
アイドルという大枠で、青色にしましたが、2022年はジャニーズ含め8組あったものが、2023年は4組。うち2組は韓国のグループ。
アイドルの出演自体、半分になってしまっています。
ただ、初出場の方も「え?このグループが初?」という方々が多いですし、それこそ藤井風さんやimaseさん、マカロニえんぴつ、Vandyですら落選組。
改めて、選考の厳しさを実感しますね。
2023年のような活躍では、おそらく来年も厳しいでしょう。
突き抜けた何かが必要になってきます。
まとめ
JO1の紅白出場は、彼らがコロナ渦で苦しい中、腐らずに必死に努力し続け、少しづつ少しづつ積み重ねてきた結果になります。そして、それを支えるJAMの努力の賜物。
デビューして4年経ってもなお、Mステに出れば、トレンドを総なめにする程のツイート数。(ちなみに、INIのMステ出演時の5倍のツイート数はあるそうです。)
こうしたJO1、そしてJAMが作り上げたものを、INIは更に超えていかなければいけません。
しかも同じ方法でなく、別の道を開拓していく必要があります。
これは決して簡単なことではないでしょう。